大津市歴史博物館

お知らせ

古都大津 歴史シンポジウム
近江・大津になぜ都はいとなまれたのか
−大津宮・紫香楽宮・保良宮−

概要

 大津市は、古都保存法に基づいて地域の歴史的風土を保存する、国の古都指定を受ける取り組みを進めてきましたが、本年中には指定を受ける見通しとなりました。
最近、大津市・滋賀県では、聖武天皇の禾津頓宮(あわづのとんぐう)跡と推定される遺跡や、紫香楽宮の宮殿や鋳銅遺構など、古代近江の宮都に関連した重要な発掘成果が相次いでいます。本シンポジウムは、従来に研究の蓄積に、これらの最新の成果を加えて、古代の近江・大津に、大津宮・紫香楽宮・保良宮など、日本の首都がおかれた理由を解き明かそうとするものです。


日 時

平成15年11月22日(土) 午前10時30分から午後4時30分

場 所
大津市生涯学習センター 多目的ホール (大津市本丸町6−50)

日程・講師

発掘事例報告(午前10時30分から12時)
滋賀県文化財保護課技師
信楽町教育委員会文化財調査室技師
大津市教育委員会文化財保護課技師

基調講演(午後1時30分から午後3時30分)
井上 満郎 (京都産業大学文化学部教授)
「古代近江の宮都論」
 林   博通 (滋賀県立大学人間文化学部助教授)
「大津宮とその時代」
栄原永遠男 (大阪市立大学大学院教授・紫香楽宮跡調査副委員長)
「紫香楽宮とその時代」
金田 章裕 (京都大学大学院教授・副学長)
「歴史地理学から見た近江の宮都」
  討  論(午後3時30分から午後4時30分)
    「近江・大津になぜ都は営まれたのか」
   司会:井上先生 パネラー:林・栄原・金田先生

参加料◆ 500円(資料代を含む)

※参加希望者は、はがきに希望講座名・住所・氏名・年齢・電話番号を書いて大津市歴史博物館(〒520-0037 大津市御陵町2番2号)まで。
締切は11月8日まで