真野普門三丁目。祭神は、彦国葺命(ひこくにふきのみこと)。本殿は、三間社流造(さんげんしゃながれづくり)という形式。緑の樹林を背景として、池の側に建つ本殿は優しい姿である。蟇股や懸魚(けぎょ)と呼ばれる細部の彫刻も巧妙で、見落とせない。本殿は南北朝時代の建築で重要文化財。