比叡山麓に広い神域をもつ。崇神(すじん)天皇の頃、日枝山(比叡山)の大山咋神(おおやまくいのかみ)をまつり(東本宮)、その後大津京遷都のとき大和国から大己貴神(おおなむちのかみ)を移し(西本宮)、ともに祭神とした。さらに平安時代には宇佐・白山などの神々をまつり山王七社と称した。全国に3800社の分霊社をもつ。4月の山王祭は全国的に有名。