坂本六丁目にある。境内に延暦寺を開いた伝教大師最澄が産湯を使ったという井戸が残る。最澄は、古市郷(膳所から南郷あたり)の生まれとの記録もあるが延暦寺のお膝元・坂本には最澄出生にまつわる旧跡が多く、この他、出産時の胞衣(えな)を埋めた塚や父の屋敷跡などがある。