京都と大津を結ぶ山中越の旧道にある。大きな花崗岩に像高3.1メートルの阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)が彫られている。鎌倉時代、13世紀頃の作で、山中越を往来した人々の安全を祈ったもの。優しさにあふれた顔で体部もどっしりとしており、見るものを圧倒する。市指定文化財。