668年、天智天皇がたてた寺院。昭和3年の発掘調査で滋賀里山中の3つの尾根から建物跡を検出。現地には大きな礎石列が残り、当時の壮大な伽藍(がらん)配置が偲ばれる。塔の心礎からは舎利容器(国宝)が出土。最近では南の尾根の建物跡を梵釈寺(ぼんじゃくじ)とする説もある。国指定史跡。