逢坂二丁目の長安寺境内にある石造宝塔。昔この地に関寺という大寺があったが、平安時代の中頃に地震で倒壊。その復旧工事の際の資材運搬用の牛が、仏の化身と噂された。牛塔は、その牛が死んだため供養にたてたものという。高さ3.3メートル。鎌倉時代のもので、重要文化財。