大石東と田上関津町を結ぶ関津峠にある。江戸時代、大石各村から関津峠を越え関津の浜から出荷される木柴運搬用の人馬に膳所藩の代官が重税をかけた。そのため窮状を見かねた富川村の庄屋彦治と弟の源吾が幕府の巡見使に直訴。兄弟は峠ではりつけとなったが重税は廃止された。