三大寺から大江六丁目にかけての一帯に広がっている。国庁とは、近江一国の政治を所管する役所のことで、奈良時代から平安時代にかけて、この地に存在していた。現在瓦積み基壇をもつ前殿と後殿からなる政庁と、その南側左右に脇殿のあったことが判明している。国指定史跡。