大津市歴史博物館

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大津の歴史事典

 分野:遺跡   地区:瀬田

堂ノ上遺跡

どうのうえいせき

神領三丁目。発掘調査で、礎石をもちいた瓦葺の建物跡と特殊な間仕切りをした掘立柱建物跡を確認。同地は、東海道と信楽に通じる道の分岐点にあたる交通の要所で、承和11年(844)の年号を記した瓦の出土などから、奈良から平安時代の瀬田の駅家(うまや)跡と見られる。国指定史跡。

交通アクセス

JR石山駅から帝産湖南バス田上車庫行ほか橋本下車、徒歩5分


堂ノ上遺跡
掘立柱建物跡(滋賀県教育委員会提供)