俵藤太こと藤原秀郷は、天慶3年(940)の平将門の乱の討伐で知られる。彼が瀬田唐橋に現れた大蛇に頼まれ、三上山に住む百足を成敗したという伝説も、武勇のほまれ高い秀郷らしい。大蛇は瀬田川に住む龍王の化身とされ、橋の東詰には、この秀郷と龍王をまつる橋守神社がある。