大津市歴史博物館

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大津の歴史事典

 分野:人物

花登筺

はなとこばこ (1928〜1983)

"昭和3年(1928)大津市上北国町(長等一丁目)に生まれる。本名花登善之助(旧姓川崎)。昭和23年、大津で自立劇団人間座の結成に参加、後に文芸座を創立するなど演劇活動に取り組む。同33年「やりくりアパート」の脚本・演出でテレビデビュー、以後「番頭はんと丁稚どん」「細うで繁盛記」「どてらい男」などで一世を風靡した。劇団「笑いの王国」「喜劇」を主宰、昭和43年「飛騨古系」で芸術祭文部大臣賞、同57年、第一回滋賀県ブルーレイク賞を受賞。58年、56歳で没した。「泣くは人生、笑うは修業、勝つは根性」が人生訓。生涯の舞台脚本数500本、テレビ脚本6,000本に及んだ。"