木造男神坐像(主神) 江戸時代(17世紀) 大津市国分・近津尾神社蔵 |
木造男神坐像 江戸時代(17世紀) 大津市国分・近津尾神社蔵 |
木造男神坐像 室町時代(16世紀) 摂社伝来 大津市国分・近津尾神社蔵 |
このたび、大津市国分の近津尾神社(ちかつおじんじゃ)に伝来した神像を博物館の常設展示室2階において、特別公開(初公開)を実施します。
大津市国分二丁目に所在する近津尾神社は、『石山寺記録』中之巻の三によれば、承安3年(1173年)に後白河院が石山寺へ行幸された際、石山寺の座主公祐僧都が同寺の鎮守社として創建したといいます。江戸時代の元禄年間(17〜18世紀)には松尾芭蕉が境内地に移り住み、幻住庵を営んだことは著名です。
以前より保存と防犯のために宝物の博物館寄託を検討されていましたが、平成25年9月の大型台風第18号により本殿が損傷したため、3体の神像と1対の獅子・狛犬が歴史博物館に寄託されました。今回本像を初めて公開します。
タイトル | 近津尾神社ご神像の特別公開について |
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会期 | 平成27年 6月26日(金)〜8月2日(日) |
期間中の休館日 | 6/29,7/6,13,21,27 |
会場 | 大津市歴史博物館 常設展示室2階 |
観覧料 | 常設展示観覧料でご覧いただけます。 一般270円(210円) 高校・大学生200円(160円) 小中学生 130円(100円) ※( )内は、15名様以上の団体料金。大津市内在住の65歳以上の方、大津市内在住の障害者の方は無料(証明するものをご提示ください)。 |