大津市歴史博物館

お知らせ

常設展示1階 坂本コーナーの展示替えをしました。
平成27年 6月26日(金)〜


制多迦童子
不動明王
矜羯羅童子

絹本墨画淡彩不動明王二童子像 3幅 永享2年(1430)
大津市坂本・西教寺蔵

解説

 絹の画面に墨だけで不動明王と矜羯羅童子(こんがらどうじ)、制多迦童子(せいたかどうじ)を表した本作は、画中の賛、ならびに落款から、永享2年(1430)に仲安梵師(ちゅうあんぼんし:1346〜?)によって描かれたことが分かります。
 仲安梵師は、臨済宗夢窓派の僧で、南禅寺第96世住持を務めた人物であると同時に、不動明王の名手としても知られていました。西教寺に伝来する本作は、彼が85歳の時に描いたもので、墨とわずかな朱のみで描かれた作品ながら、大変充実した作風を見せています。


企画展インフォメーション

タイトル 常設展示1階の坂本コーナーの展示替えについて
会期 平成27年 6月26日(金)〜
期間中の休館日 月曜日(月曜日が休日の場合は、その翌日)
会場 大津市歴史博物館 常設展示室1階坂本コーナー
観覧料 常設展示観覧料でご覧いただけます。
一般270円(210円)  高校・大学生200円(160円)  小中学生 130円(100円)
※( )内は、15名様以上の団体料金。大津市内在住の65歳以上の方、大津市内在住の障害者の方は無料(証明するものをご提示ください)。