会場 | 常設展示室1階 ミニ企画展コーナー |
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休館日 | 月曜日、2月12日 |
開館時間 | 9:00〜17:00(展示室への入場は16:30まで) |
観覧料 | 一般:270円(210円) 高校・大学生:200円(160円) 小中学生:130円(100円) ※( )内は15名以上の団体料金 ※大津市内在住の65歳以上の方、大津市内在住の障害者の方は無料(証明するものをご提示ください) |
慶長17年(1612)、大津一里塚(いちりづか)町(現大谷町)に居住していた片岡庄兵衛(かたおかしょうべえ)は、長崎奉行となった長谷川藤広に同行して長崎で明(みん)国の算盤(そろばん)を手に入れ、帰郷後に改良を加えて新たな算盤を作りました。それが大津算盤です。大津算盤は、裏小板をはめ込み、釘や金具を使わず、弾きやすいように玉を菱形に削るなど、高度な技術・製法をもって製造されました。また、その需要は、算盤師片岡家が幕府勘定方の御用を務めるなどして増加していき、一里塚町周辺には片岡家だけでなく多くの算盤屋が立ち並ぶようになりました。
現在、大津算盤は、日本の算盤の始まりとしてその歴史が知られるようになりましたが、算盤製造技術の相伝や株仲間の実態など、算盤製造に携わった職人の歴史はあまり知られてはいません。
本展では、算盤師片岡家に残る古文書をひも解きながら、あわせて大津算盤の実物関係資料も多数ご覧いただき、江戸時代から明治時代の大津算盤を作った職人の歴史をご紹介します。
慶長17年に片岡庄兵衛が入手したという明国の算盤(大津算盤と違って玉が丸い)
算盤台細工につき請状 宝暦11年(1761)
(算盤台製作のみを確認した文書)
文部省国費局内安東寿郎書簡 昭和13年(1938)
(珠算教育研究者による大津算盤の問い合わせ)
タイトル | 大津の古文書9 大津算盤をつくった人々 |
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会期 | 平成28年 1月19日(土)〜3月6日(日) |
会場 | 常設展示室1階 ミニ企画展コーナー |
休館日 | 月曜日、2月12日 |
開館時間 | 9:00〜17:00(展示室への入場は16:30まで) |
観覧料 | 一般:270円(210円) 高校・大学生:200円(160円) 小中学生:130円(100円) ※( )内は15名以上の団体料金 ※大津市内在住の65歳以上の方、大津市内在住の障害者の方は無料(証明するものをご提示ください) |