2019年4月24日から6月15日まで、パリ日本文化会館において、ヨーロッパ初となる大規模な大津絵展「OTSU-E:Peintures populaires du Japon」が開催されました。
それを記念して、大津市歴史博物館においても、パリ大津絵展から約70点の作品を出品し、パリ展の展示コーナーを一部再現しつつ、ヨーロッパにおける大津絵への視点を紹介する展覧会を開催します。とくに、近代のジャポニズム(日本趣味)の時期における大津絵、そして大津絵に注目した欧米の文化人や芸術家などを中心に、これまで知られてこなかった大津絵とヨーロッパの意外な関係にスポットをあてます。
タイトル | 第80回企画展 「大津絵 −ヨーロッパの視点から−」 |
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会期 | 令和元年(2019年) 10月12日(土曜)から11月24日(日曜)まで |
開館時間 | 午前9時から午後5時まで(展示室への入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 10月15日、10月21日、10月23日、10月28日、11月5日、11月11日、11月18日 年間の休館日カレンダー |
会場 | 大津市歴史博物館 企画展示室B |
主催 | 大津市・大津市教育委員会・大津市歴史博物館・京都新聞 |
協力 | フランス国立極東学院(EFEO)・パリ日本文化会館(MCJP) |
後援 | 朝日新聞大津総局、e-radio、NHK大津放送局、共同通信社大津支局、KBS京都、産経新聞社、時事通信社大津支局、(株)ZTV滋賀放送局、中日新聞社、BBCびわ湖放送、毎日新聞大津支局、読売新聞大津支局 |
観覧料 | [常設展示観覧料でご覧いただけます] 一般:330円(260円) 高大生:240円(190円) 小中学生:160円(130円) ※( )内は15名以上の団体料金 ※大津市内在住の65歳以上の方は、一般料金の半額。 ※大津市内在住の障がい者・介護保険の要介護者及び要支援者の方とその介護者1名は無料(証明するものをご提示ください)。 ※企画展「大津南部の仏像」の観覧券で「大津絵」もご覧いただけます。 |
会期中に、展覧会の関連講座を開催いたします。
聴講には、事前申込が必要ですので、申込締切日にご注意ください。
詳細は講座・講演会情報をご覧ください。
10月26日(土曜) | 「鬼と大津絵(トークセッション)」 講師:フランソワ・ラショウ氏(EFEO教授)・鈴木堅弘氏(京都精華大学非常勤講師) |
11月2日(土曜) | 企画展記念シンポジウム「パリで注目された大津絵」 講師:クリストフ・マルケ氏(EFEO学院長)・高橋松山氏(五代目・大津絵師) |
11月23日(土曜) | ワークショップ「大津絵を描こう」 講師:日本大津絵文化協会 |
大津絵 槍持ち鬼奴
フランス個人蔵
大津絵 塗笠美人
個人蔵
大津絵 為朝
スペイン個人蔵
大津絵 長刀弁慶
フランス個人蔵
大津絵 桃鳩
スペイン個人蔵