大津市歴史博物館

展示・イベント

れきはく講座・講演会


講座日程

大津市文化財保護課共催
おおつの歴史再発見!現地見学会 園城寺編 ―重要文化財「元版一切経」「観音堂」指定記念―

2025年2月27日(木) 13時~15時
第922回れきはく講座
近世初期の石垣普請をになった坂本の「穴太」

2025年3月1日(土) 14時~15時30分
叡山學院共同開催 特別公演
第13回叡山學院聲明公演

2025年3月5日(水) 14時~15時30分頃
「坂本における茶の文化総合調査」関連講座
歴史資料で読み解く「日吉茶園」 ―山門公人と「坂本製茶師」―

2025年3月15日(土) 14時~15時30分
第925回れきはく講座
【現地見学会】なぎさ公園さんぽ―昔の湖岸探検!―

2025年3月20日(木・祝)10時~12時
日本フェノロサ学会共同開催講座
東京美術学校における「斐諾洛薩(フェノロサ)先生碑」の建立を巡って

2025年3月22日(土)14時~15時30分

> これまでの講座・講演会の一覧


れきはく講座・講演会

大津市文化財保護課共催
おおつの歴史再発見!現地見学会 園城寺編 ―重要文化財「元版一切経」「観音堂」指定記念―
講師:本館学芸員、文化財保護課職員
2025年2月27日(木) 13時~15時

令和6年8月、園城寺が所蔵する元版一切経や観音堂が重要文化財として新たに指定されました。境内の金堂、一切経蔵、観音堂を中心としたコースを回り、園城寺の魅力に迫ります。これらの文化財に対する理解をより一層深めていただくため、文献、建築など専門の異なる職員が様々な切り口からお話します。
場所:園城寺境内
【定員】 40人 【申込締切】 2025年2月14日(金) 【参加料】参加費:500円 ※カード会員割引なし ※参加費とは別に、園城寺への 入山料(600円)が必要です

受付を終了しました。

第922回れきはく講座
近世初期の石垣普請をになった坂本の「穴太」
講師:杉江進(本館館長)
2025年3月1日(土) 14時~15時30分

近世城郭の石垣を築いた技術者として、「穴太(あのう)」の名は広く知られています。近江の穴太の出身者であるところから、その名がおこったと言われますが、その実態はまだまだ謎につつまれています。
本講座では、史料に登場する「穴太」の歴史を追いながら、近世初期に多くの大名が「穴太」を家臣として召し抱えた理由を江戸幕府との関わりから説明します。また、幕府から100石の知行を与えられていた「穴太頭」でさえ、多くの田畑を所有して延暦寺や日吉社に年貢を納めていた農民的側面があったことにも触れます。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年2月14日(金) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

受付を終了しました。

叡山學院共同開催 特別公演
第13回叡山學院聲明公演
講師:演者:叡山學院修学生 約20名
2025年3月5日(水) 14時~15時30分頃

「聲明(声明 しょうみょう)」とは、経典などに節をつけた仏教音楽のことです。最澄や円仁がもたらした「天台聲明」の美しい音色は、幻想的な宗教音楽として世界的にも有名です。本公演は、天台宗の僧侶を養成する「叡山學院」の聲明修学成果を発表するものです。約20名の若い僧侶の迫力ある歌声による、平安時代から続く伝統的な宗教音楽をお楽しみ下さい。
場所:市民文化会館多目的ホール(大津市歴史博物館隣接)
【定員】 50人 【申込締切】 2025年2月19日(水) 【参加料】500円 ※カード会員割引なし

受付を終了しました。

「坂本における茶の文化総合調査」関連講座
歴史資料で読み解く「日吉茶園」 ―山門公人と「坂本製茶師」―
講師:高橋大樹(本館学芸員)
2025年3月15日(土) 14時~15時30分

京阪電車の坂本比叡山口駅の前に「日吉茶園」と呼ばれる茶畑があります(現在は道路拡幅のため移植中)。この茶園は、伝教大師最澄が唐より茶の実(種)を持ち帰り植えたことに始まったとされ、「日本茶発祥の地」とも呼ばれてきました。この茶園のお茶は、いまも日吉大社・比叡山延暦寺の祭礼や法要において用いられています。本講座では、主に江戸時代の文書・記録を読み解きながら、「日吉茶園」の歴史について、主に山門公人による茶園管理の実態、祭礼や日吉社司(宮司)との関わりなどについて紹介します。あわせて、坂本地域の茶に関する生活文化についても考えます。(協力:日本最古のお茶伝承プロジェクト)
【定員】 100人 【申込締切】 2025年2月26日(水) 【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について

第925回れきはく講座
【現地見学会】なぎさ公園さんぽ―昔の湖岸探検!―
講師:木津勝(本館副館長)
2025年3月20日(木・祝)10時~12時

琵琶湖を一望する「大津なぎさ公園」を中心に、浜大津から石場までゆっくり時間をかけて歩きます。このあたりは、明治・大正・昭和・平成と徐々に埋め立てられました。まちあるきでは、古い地図や写真を手がかりに、埋め立てによって変化した湖岸の変化を、あちこちに残る痕跡からたどります。(9月開催の講座と同じ内容です。)
集合場所:びわ湖浜大津駅周辺
【定員】 100 【申込締切】 2025年3月5日(水) 【参加料】500円 ※カード会員割引なし
申込について

日本フェノロサ学会共同開催講座
東京美術学校における「斐諾洛薩(フェノロサ)先生碑」の建立を巡って
講師:芹生春菜氏(東京藝術大学未来創造継承センター 学術インストラクター)
2025年3月22日(土)14時~15時30分

アーネスト・フェノロサ(1853-1908)は明治初期にいち早く日本美術の価値を認め、研究、教育、保護に多くの足跡を残しました。また仏教に帰依し、園城寺法明院に墓所が営まれたことでも知られます。一方、自ら創立に尽力した東京美術学校(現東京藝術大学)では十三回忌にあたる1920(大正9)年に顕彰碑が建てられ、今も当時の姿をとどめています。本講座では同時代の校内文書を読み解きながら、その建立経緯や顕彰活動に関わる人々についてご紹介します。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年3月5日(水) 【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について

申込について

  • ホームページ上のweb申込(れきはく講座申込みフォーム)、またはハガキでお申込みください。
  • 1回の申込みで、複数の講座、複数名でのお申込みが可能です。
  • 講座ごとに締切日が異なりますので、ご注意ください。
  • web申込の場合は、申込者のメールアドレスが必要です。各講座の「web申込はこちら」のページへ進み、注意事項をご確認のうえ必要事項を記入して、締切日までにお申込みください。
  • ハガキの場合は、普通ハガキに下記(1)(2)を記入して、締切日必着でお送りください。
      (1) ご希望の講座名と日付
      (2) 参加希望者全員の郵便番号・住所・氏名・電話番号
    【送付先】 住所:〒520-0037 大津市御陵町2番2号
  • 申込受付期間内に申込フォームが表示されない方は、メールでも受付しますので、下記のEメールアドレスへ、必要事項を記入してお送りください。Eメール:info@rekihaku.otsu.shiga.jp(講座申込み専用アドレス)※表示のアドレスをコピーして送信する場合は、@を半角にしてください。  

抽選と参加証

  • 申込み数が定員を超える場合は締切日後に抽選をおこない、その結果をお知らせします。
  • 当選・落選いずれの場合も、web申込(メール含む)の方にはご登録のメールアドレスへ、ハガキ申込の方にはハガキでお知らせします。
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  • 講座開催日の直前になっても結果が届かない場合は、博物館へお問い合わせください。

その他

  • 諸般の事情により、各講座は、中止あるいは内容が変更されることがあります。