展示・イベント
れきはく講座・講演会
講座日程
特集展示「源氏物語と大津」関連イベント 体験講座 源氏物語の和歌を書く 2024年10月18日(金) 14時~15時30分 |
特集展示「源氏物語と大津」・ 企画展「石山寺―密教と観音の聖地―」関連記念講演会 石山寺の歴史と文化 2024年10月24日(木) 14時~15時30分 |
企画展「石山寺―密教と観音の聖地―」関連講座 石山寺本尊・観音三尊像の変遷 2024年10月26日(土) 14時~15時30分 |
企画展「石山寺―密教と観音の聖地―」関連記念講演会 《石山寺縁起絵巻》を読み解く 2024年11月3日(日) 14時~15時30分 |
企画展「石山寺―密教と観音の聖地―」関連記念講演会 石山寺の金銅仏―金属組成分析を踏まえて― 2024年11月9日(土) 14時~15時30分 |
特集展示「源氏物語と大津」関連イベント 体験講座 源氏物語の和歌を書く 2024年11月16日(土) 10時~11時30分 |
【大津市消費生活センター共催講座・くらしの安心カレッジ】 室町・戦国時代の経済と消費 ―大津酒と公家山科家― 2024年11月14日(木) 10時~12時 |
企画展「石山寺―密教と観音の聖地―」関連講座 石山秋月について―紫式部・広重・古写真― 2024年11月16日(土) 14時~15時30分 |
企画展「石山寺―密教と観音の聖地―」関連講座 観音三十三身説について ―石山寺三十三応現身像の理解のために― 2024年11月23日(土・祝) 14時~15時30分 |
特集展示「源氏物語と大津」関連講座 板谷派の源氏絵制作に見る創意 2024年12月7日(土) 14時~15時30分 |
大津絵ワークショップ マイ大津絵カレンダーを作ろう 2024年12月8日(日) 10時~12時 |
大津絵ワークショップ 大津絵の絵馬を作ろう 2024年12月14日(土)10時~12時 |
特集展示「源氏物語と大津」関連講座 源氏物語聖地巡礼―大津・京・宇治― 2024年12月14日(土) 14時~15時30分 |
- 特集展示「源氏物語と大津」関連イベント
体験講座 源氏物語の和歌を書く
講師:田中貴光氏(書家)
2024年10月18日(金) 14時~15時30分 -
紫式部が書いた『源氏物語』には、795首もの膨大な和歌が登場します。後世、『源氏物語』は歌人たちの教科書として広く流布しました。本講座では、彦根在住の書家である田中貴光氏の指導のもと、『源氏物語』で詠まれる和歌を実際に筆で書き、王朝文化の一端を体験していただきます。また、石山寺には紫式部が『源氏物語』を書く際に使用したとされる硯(すずり)が伝わりますが、本講座ではそのレプリカを実際に使用します。
【定員】 20人 【申込締切】 2024年10月4日(金) 【参加料】500円 ※カード会員割引なし
受付を終了しました。
れきはく講座・講演会
講師:鷲尾龍華氏(大本山石山寺座主)
2024年10月24日(木) 14時~15時30分
瀬田川のほとり、伽藍山の麓に位置する石山寺は、寺名の由来となった硅灰石(天然記念物)の上に数々の堂宇が建てられており、奈良時代から観音の聖地とされてきました。聖武天皇の勅願により、良弁僧正によって建てられた本寺は、平安時代に入ると、淳祐内供によって真言密教の道場として中興されました。貴族の間では石山詣が流行するようになり、紫式部は当寺で『源氏物語』を着想したと伝わります。そのような石山寺が育んできた歴史と文化についてご紹介します。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年10月9日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
受付を終了しました。
講師:柘植健生(本館学芸員)
2024年10月26日(土) 14時~15時30分
寺伝では、天平19年(748)に創建された石山寺。正倉院文書によると奈良時代の石山寺本尊は、約2.4メートルの大きさを持つ塑造の観音像で、両脇侍像は神王と記されています。ところが、現在の本尊は木造の如意輪観音像で、両脇侍像は執金剛神と金剛蔵王と呼ばれています。また、「石山寺縁起絵巻」などでは、本尊は聖武天皇の念持仏であった約18センチの金銅如意輪観音像とも記され、本尊三尊像に関する記述は各史料の間で大きく異なるのです。
本講座では、三尊像の変遷をたどることで、これらの違いがなぜ生まれたのか読み解きます。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年10月9日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
受付を終了しました。
講師:國賀由美子氏(大谷大学文学部教授)
2024年11月3日(日) 14時~15時30分
「石山寺縁起絵巻」全7巻は、やまと絵の美しい絵巻物で、国の重要文化財に指定されています。実はこの7巻の絵巻物は、すべて同時にできたのではありません。絵巻をつくろうと発願したのは、鎌倉時代の正中年間(1324~26)、洞院公賢という貴族と、その異母弟の石山座主益守が、洞院家繁栄の祈願を込め制作を企てたとみられます。全7巻はなぜ制作時期がバラバラなのでしょうか。また、どんな出来事があってつくられることになったのでしょうか。絵巻を読み解き、その真実に迫ってみましょう。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年10月16日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:藤岡穰氏(大阪大学大学院文学研究科教授)
2024年11月9日(土) 14時~15時30分
石山寺には、2002年にご本尊体内から発見された厨子に納められていた金銅仏4体、そして伝世の金銅仏2体が伝わっています。尊格は如来、菩薩に分かれ、大きさ、様式ともにさまざまですが、いずれも石山寺開創以前の作とみられます。本講座では、これらの伝来や歴史的意義について考えるための前提として、各像について様式や蛍光X線分析の結果を踏まえて、制作地や制作年代について考察します。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年10月23日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:田中貴光氏(書家)
2024年11月16日(土) 10時~11時30分
紫式部が書いた『源氏物語』には、795首もの膨大な和歌が登場します。後世、『源氏物語』は歌人たちの教科書として広く流布しました。本講座では、彦根在住の書家である田中貴光氏の指導のもと、『源氏物語』で詠まれる和歌を実際に筆で書き、王朝文化の一端を体験していただきます。また、石山寺には紫式部が『源氏物語』を書く際に使用したとされる硯(すずり)が伝わりますが、本講座ではそのレプリカを実際に使用します。
【定員】 20人
【申込締切】 2024年10月30日(水)
【参加料】500円 ※カード会員割引なし
申込について
講師:酒匂由紀子(花園大学講師)
2024年11月14日(木) 10時~12時
室町時代から戦国時代へ移る頃、大津で「大津酒」が造られていたことは、あまり知られていません。公家の山科家は、その酒を好んで購入しつつ、京都へ広めていました。
本講座では、これまでほとんど研究されてこなかった「大津酒」の紹介のほか、当時の社会における経済の仕組みや、現代と異なる飲酒文化、そして山科家の人々と大津や坂本とのつながりについても解説します。
※本講座は、大津市消費生活センターとの共催事業です。講演(90分)の後、消費生活相談員から「現代の消費者トラブル」をめぐる最新の状況をお話しします(約30分)。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年10月30日(水)
【参加料】無料
申込について
講師:横谷賢一郎(本館学芸員)
2024年11月16日(土) 14時~15時30分
近江八景の情景のひとつである「石山秋月」について、近江八景の成立と併せて解説します。
また、近江における月の名所としてどのように表現されてきたのかについても、大和絵から広重の浮世絵版画、そして古写真に至るまで確認して、石山秋月のイメージが変化してきたことを解説します。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年10月30日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:赤津將之(本館学芸員)
2024年11月23日(土・祝) 14時~15時30分
石山寺本堂には、観音菩薩の変化した姿(変化身)である「三十三応現身像」が祀られています。観音菩薩について説く経典『法華経普門品』には、観音菩薩が衆生を救うためにそれぞれの立場に応じて適切な姿に変化して教えを説くことが語られていますが、この変化した姿が33通りあることから、三十三身や三十三応現身と呼んでいます。ただし、『普門品』では三十三身それぞれの名前を挙げるものの、その姿形については詳細な言及がなく、現存する作例も多様な姿です。本講座では、『普門品』の内容や現存する三十三応現身の作例との比較を通して、石山寺三十三応現身像について考察します。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年11月6日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:河田昌之氏(和泉市久保惣記念美術館 館長)
2024年12月7日(土) 14時~15時30分
板谷派は住吉具慶の孫広守の門人広当(ひろまさ)(1725〜1797)に始まります。広当は住吉家の継承事情から一時的に住吉の家督を継ぎますが、天明2年(1782)に板谷姓に戻り、板谷派を立てました。慶州、桂舟の号を用います。子の広長以降、代々の当主が江戸時代を通して幕府の御用絵師を務め、広起(1907〜2008)まで存続しました。土佐、住吉のやまと絵画法を継ぎます。源氏絵の制作では、源氏物語の読みを深めて独自の豊かな新しい場面を作り上げた点に特徴があります。本講座では板谷派の画業についてご紹介します。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年11月20日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:日本大津絵文化協会 会員
2024年12月8日(日) 10時~12時
日本大津絵文化協会の会員の方から、大津絵の描き方を習いながら、半紙サイズの大津絵を描きます。今回は、3種類ほどの中からお好きな大津絵キャラクターを選んでいただけます。描き終わったら、カレンダーの台紙に貼り付けて、自分だけの1点ものの大津絵カレンダー2025年版を作りましょう。
【定員】 25人
【申込締切】 2024年11月20日(水)
【参加料】500円 (カード会員割引なし)
申込について
講師:佐藤実真氏(大津絵アーティスト) 横谷賢一郎(本館学芸員)
2024年12月14日(土)10時~12時
あまり知られていませんが、大津絵の画題(キャラクター)は、絵馬に描かれた画題を応用したものがいくつもあります。「藤娘」や「外法の梯子剃り」などは、その代表的な例です。加えて、大津絵にも「神馬」という画題があり、これは絵馬そのものです。
今回は、大津絵と絵馬の関係について学芸員から解説したのち、お願いごと向けの大津絵画題を、大津絵アーティストの佐藤先生の指導により、無地の絵馬板に描きます。
【定員】 25人
【申込締切】 2024年11月27日(水)
【参加料】500円 (カード会員割引なし)
申込について
講師:家塚智子氏(宇治市源氏物語ミュージアム 館長)
2024年12月14日(土) 14時~15時30分
おおよそ千年前の平安時代、紫式部によって執筆された『源氏物語』。今日に至るまで、私たち読者は、登場人物に思いを馳せ、息吹を感じつつ、物語の舞台を訪れています。時には、憧れに留まらず、信仰心が伴う、文字通り「聖地巡礼」ともいえることもありました。室町時代の事例を中心に、物語に誘われて、ゆかりの地へとご案内します。先人たちが大切にした季節や時間、空間にも注目したいと思います。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年11月27日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
申込について
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