展示・イベント
れきはく講座・講演会
講座日程
古文書リレー講座① 判物・印判状を読む 2025年1月11日(土)14時~15時30分 |
古文書リレー講座② 禁制・制札を読む 2025年1月18日(土)14時~15時30分 |
古文書リレー講座③ 起請文を読む 2025年1月25日(土)14時~15時30分 |
日本フェノロサ学会共同開催講座 岡倉天心とインド―反響するアジア美術史観― 2025年2月1日(土) 14時~15時30分 |
ワークショップ 「オリジナル花押を作ろう」(午前の部) 2025年2月2日(日)10時~11時30分 |
ワークショップ 「オリジナル花押を作ろう」(午後の部) 2025年2月2日(日)14時~15時30分 |
大津市文化財保護課共催 おおつの歴史再発見!現地見学会 園城寺編 ―重要文化財「元版一切経」「観音堂」指定記念― 2025年2月27日(木) 13時~15時 |
第922回れきはく講座 近世初期の石垣普請をになった坂本の「穴太」 2025年3月1日(土) 14時~15時30分 |
叡山學院共同開催 特別公演 第13回叡山學院聲明公演 2025年3月5日(水) 14時~15時30分頃 |
「坂本における茶の文化総合調査」関連講座 歴史資料で読み解く「日吉茶園」 ―山門公人と「坂本製茶師」― 2025年3月15日(土) 14時~15時30分 |
第925回れきはく講座 【現地見学会】なぎさ公園さんぽ―昔の湖岸探検!― 2025年3月20日(木・祝)10時~12時 |
日本フェノロサ学会共同開催講座 東京美術学校における「斐諾洛薩(フェノロサ)先生碑」の建立を巡って 2025年3月22日(土)14時~15時30分 |
- 古文書リレー講座①
判物・印判状を読む
講師:五十嵐正也(本館学芸員)
2025年1月11日(土)14時~15時30分 -
室町時代から江戸時代にかけて、武家が花押を据えて出したものを「判物(はんもつ)」と呼び、花押の代わりに印章(はんこ)を捺したものを「印判状(いんぱんじょう)」といいます。判物や印判状は主に領地を与えたり、特権を付与したりする際に出されました。本講座では、大津市内に残っている判物や印判状を中心に取り上げ、その内容や出された背景について、詳しく解説します。
【定員】 100人 【申込締切】 2024年12月24日(火) 【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
れきはく講座・講演会
講師:奥芝理沙(本館学芸員)
2025年1月18日(土)14時~15時30分
室町時代から戦国時代、江戸時代前期にかけて、寺社や地域社会の要請に応じて、「禁制(きんぜい)」・「制札(せいさつ)」が幕府や大名から出されました。「禁制」・「制札」は、戦乱中・戦乱の後において略奪行為、勝手な竹木伐採を禁止することなどが箇条書きで示されたものです。本講座では、大津市域に残る「禁制」・「制札」を取り上げ、その内容とともに、当時の戦乱の状況や社会背景も含めて解説します。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年12月24日(火)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:吹上竜司(文化財保護課技師)
2025年1月25日(土)14時~15時30分
平安時代から江戸時代にかけて、各地で「起請文(きしょうもん)」と呼ばれる文書が作成されました。起請文とは、宣誓書の一種で、文書の前半には宣誓の内容が、後半にはその誓いを破った場合には神仏などによって罰を受けても構わない、文言が記されています。誓約された内容は、主従関係や集団の団結を誓うものから、禁酒宣言など生活に根差した事柄まで、非常に多様でした。本講座では、主に中世に作成された起請文を取り上げ、その内容や様式について解説します。
【定員】 100人
【申込締切】 2024年12月24日(火)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:外川昌彦氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 教授)
2025年2月1日(土) 14時~15時30分
近代の日本美術復興運動を指導した岡倉天心は、美校騒動で野に下りますが、1902年のインド訪問を経て刊行された『東洋の理想』(1903年)などの英文著作で国際的に注目されます。本講座は、その岡倉の活動の転機をなすインド滞在の経緯を、近代インドの宗教改革者スワーミー・ヴィヴェーカーナンダとの交流を通して検証します。これまで謎とされてきた岡倉のインド体験の意味を、日印の知識人の交流を通して明らかにします。
【定員】 100人
【申込締切】 2025年1月15日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:本館学芸員
2025年2月2日(日)10時~11時30分
毎年恒例のオリジナル花押作りワークショップです。古文書を鑑賞していると、本人の署名を示す「花押(かおう)」というサインがあることに気付かれる方も多いでしょう。この花押は、名前の漢字部分を組み合わせてみたり、一字をデザイン化してみたり、時代の流行や廃れによって様々な型がありました。本ワークショップでは、花押の歴史を通じて、古文書や歴史学の楽しみ方を体感するために、ご自身の花押を作っていただき、最後に缶バッチにします。
【定員】 25人
【申込締切】 2025年1月15日(水)
【参加料】500円
申込について
講師:本館学芸員
2025年2月2日(日)14時~15時30分
毎年恒例のオリジナル花押作りワークショップです。古文書を鑑賞していると、本人の署名を示す「花押(かおう)」というサインがあることに気付かれる方も多いでしょう。この花押は、名前の漢字部分を組み合わせてみたり、一字をデザイン化してみたり、時代の流行や廃れによって様々な型がありました。本ワークショップでは、花押の歴史を通じて、古文書や歴史学の楽しみ方を体感するために、ご自身の花押を作っていただき、最後に缶バッチにします。
【定員】 25人
【申込締切】 2025年1月15日(水)
【参加料】500円
申込について
講師:本館学芸員、文化財保護課職員
2025年2月27日(木) 13時~15時
令和6年8月、園城寺が所蔵する元版一切経や観音堂が重要文化財として新たに指定されました。境内の金堂、一切経蔵、観音堂を中心としたコースを回り、園城寺の魅力に迫ります。これらの文化財に対する理解をより一層深めていただくため、文献、建築など専門の異なる職員が様々な切り口からお話します。
場所:園城寺境内
【定員】 40人
【申込締切】 2025年2月14日(金)
【参加料】参加費:500円 ※カード会員割引なし ※参加費とは別に、園城寺への 入山料(600円)が必要です
申込について
講師:杉江進(本館館長)
2025年3月1日(土) 14時~15時30分
近世城郭の石垣を築いた技術者として、「穴太(あのう)」の名は広く知られています。近江の穴太の出身者であるところから、その名がおこったと言われますが、その実態はまだまだ謎につつまれています。
本講座では、史料に登場する「穴太」の歴史を追いながら、近世初期に多くの大名が「穴太」を家臣として召し抱えた理由を江戸幕府との関わりから説明します。また、幕府から100石の知行を与えられていた「穴太頭」でさえ、多くの田畑を所有して延暦寺や日吉社に年貢を納めていた農民的側面があったことにも触れます。
【定員】 100人
【申込締切】 2025年2月14日(金)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:演者:叡山學院修学生 約20名
2025年3月5日(水) 14時~15時30分頃
「聲明(声明 しょうみょう)」とは、経典などに節をつけた仏教音楽のことです。最澄や円仁がもたらした「天台聲明」の美しい音色は、幻想的な宗教音楽として世界的にも有名です。本公演は、天台宗の僧侶を養成する「叡山學院」の聲明修学成果を発表するものです。約20名の若い僧侶の迫力ある歌声による、平安時代から続く伝統的な宗教音楽をお楽しみ下さい。
場所:市民文化会館多目的ホール(大津市歴史博物館隣接)
【定員】 50人
【申込締切】 2025年2月19日(水)
【参加料】500円 ※カード会員割引なし
申込について
講師:高橋大樹(本館学芸員)
2025年3月15日(土) 14時~15時30分
京阪電車の坂本比叡山口駅の前に「日吉茶園」と呼ばれる茶畑があります(現在は道路拡幅のため移植中)。この茶園は、伝教大師最澄が唐より茶の実(種)を持ち帰り植えたことに始まったとされ、「日本茶発祥の地」とも呼ばれてきました。この茶園のお茶は、いまも日吉大社・比叡山延暦寺の祭礼や法要において用いられています。本講座では、主に江戸時代の文書・記録を読み解きながら、「日吉茶園」の歴史について、主に山門公人による茶園管理の実態、祭礼や日吉社司(宮司)との関わりなどについて紹介します。あわせて、坂本地域の茶に関する生活文化についても考えます。(協力:日本最古のお茶伝承プロジェクト)
【定員】 100人
【申込締切】 2025年2月26日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
講師:木津勝(本館副館長)
2025年3月20日(木・祝)10時~12時
琵琶湖を一望する「大津なぎさ公園」を中心に、浜大津から石場までゆっくり時間をかけて歩きます。このあたりは、明治・大正・昭和・平成と徐々に埋め立てられました。まちあるきでは、古い地図や写真を手がかりに、埋め立てによって変化した湖岸の変化を、あちこちに残る痕跡からたどります。(9月開催の講座と同じ内容です。)
集合場所:びわ湖浜大津駅周辺
【定員】 100
【申込締切】 2025年3月5日(水)
【参加料】500円 ※カード会員割引なし
申込について
講師:芹生春菜氏(東京藝術大学未来創造継承センター 学術インストラクター)
2025年3月22日(土)14時~15時30分
アーネスト・フェノロサ(1853-1908)は明治初期にいち早く日本美術の価値を認め、研究、教育、保護に多くの足跡を残しました。また仏教に帰依し、園城寺法明院に墓所が営まれたことでも知られます。一方、自ら創立に尽力した東京美術学校(現東京藝術大学)では十三回忌にあたる1920(大正9)年に顕彰碑が建てられ、今も当時の姿をとどめています。本講座では同時代の校内文書を読み解きながら、その建立経緯や顕彰活動に関わる人々についてご紹介します。
【定員】 100人
【申込締切】 2025年3月5日(水)
【参加料】500円 (カード会員は250円)
申込について
申込について
- ホームページ上のweb申込(れきはく講座申込みフォーム)、またはハガキでお申込みください。
- 1回の申込みで、複数の講座、複数名でのお申込みが可能です。
- 講座ごとに締切日が異なりますので、ご注意ください。
- web申込の場合は、申込者のメールアドレスが必要です。各講座の「web申込はこちら」のページへ進み、注意事項をご確認のうえ必要事項を記入して、締切日までにお申込みください。
- ハガキの場合は、普通ハガキに下記(1)(2)を記入して、締切日必着でお送りください。
(1) ご希望の講座名と日付
(2) 参加希望者全員の郵便番号・住所・氏名・電話番号
【送付先】 住所:〒520-0037 大津市御陵町2番2号 - 申込受付期間内に申込フォームが表示されない方は、メールでも受付しますので、下記のEメールアドレスへ、必要事項を記入してお送りください。Eメール:info@rekihaku.otsu.shiga.jp(講座申込み専用アドレス)※表示のアドレスをコピーして送信する場合は、@を半角にしてください。
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