大津市歴史博物館

お知らせ

第94回企画展
 京極高次
開催期間 令和6年(2024年)7月20日(土曜)から9月1日(日曜)まで

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近江の名門京極氏出身の京極高次。豊臣家と徳川家双方に縁戚関係があり、文禄4年(1595)9月に大津周辺を加増され、大津城主となりました。また、慶長5年(1600)9月の大津城の戦いで活躍したことは有名です。本展では、大津にもゆかりの深い京極高次の数奇な人生を、当時の史料をもとにたどり、高次の実像に迫ります。また、彼を取り巻く一族についても紹介します。


企画展インフォメーション

        
タイトル 第94回企画展
「京極高次」
会期 令和6年(2024年)7月20日(土曜)から9月1日(日曜)まで
開館時間 午前9時から午後5時まで(展示室への入場は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(8月12日を除く)、8月8日(木曜)正午以降、8月13日(火曜)
※年間の休館日カレンダーをご確認ください。ただし、8月8日午後の休館はカレンダーには表示されていません。
会場 大津市歴史博物館 企画展示室A
主催 大津市歴史博物館
協力 公益社団法人 びわ湖大津観光協会
観覧料 一般:800円(640円)、高校生・大学生:400円(320円)、小学生・中学生:200円(160円)
※本入場券で同時開催の全ての展示をご覧いただけます。
※企画展示室Bでは同時期にJR湖西線開業50周年記念企画展「わたしの湖西線」を開催しています。 ※( )内は15名以上の団体等の割引料金。
※大津市内在住の65歳以上の方、大津市内在住の障がい者の方、大津市内在住の介護保険の要介護者・要支援者の方は団体割引料金(証明するものをご提示ください)。
※大津市文化財家族参観事業(家族ふれあいサンデー)について、本展は対象になりません。
図録 企画展図録『京極高次』96ページ(A4判変形) 1,400円
当館ミュージアムショップで販売。詳しくは【刊行物・グッズ】図録ページへ

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以下から、チラシや出品リストのダウンロードができます。

企画展「京極高次」「わたしの湖西線」チラシ A4両面【3.88MB】

企画展「京極高次」出品リスト(一部、前期・後期の展示替えあり)【902KB】


  

記念講演会・講座

企画展関連の講演会・講座を開催します。
会場は歴史博物館講堂(定員100名)。有料。聴講には、事前申込が必要です(申込多数の場合は抽選)。申込方法、各講座の受付締切、料金など、詳しくは【講座・講演会情報】ページをご覧ください。

2024年
 7月28日(日曜)
14時〜15時30分
【記念講演会】高次以前の京極氏〜鎌倉期始祖から戦国期まで〜
講師:太田浩司氏(長浜市曳山博物館長)
 8月9日(金曜)
14時〜15時30分
【れきはく講座】京極高次の手紙を読む
講師:五十嵐正也(本館学芸員)
 8月17日(土曜)
14時〜15時30分
【記念講演会】高次の後継者・京極忠高―近江・若狭・出雲―
講師:西島太郎氏(追手門学院大学教授)
 8月24日(土曜)
14時〜15時30分
【記念講演会】京極高次をめぐる女性たち
講師:福田千鶴氏(九州大学教授)

  

ギャラリートーク

8月1日(木曜)、22日(木曜)、29日(木曜)の各日14時から担当学芸員によるギャラリートークを開催いたします。各回で内容が異なります。
※事前申込は不要。会場は企画展示室内です。当日の企画展観覧券が必要です(れきはくカード会員の方は、カードをご提示ください)。

2024年
 8月1日(木曜)
14時〜(40分程度)
企画展「京極高次」ギャラリートーク
 8月22日(木曜)
14時〜(40分程度)
企画展「京極高次」ギャラリートーク
 8月29日(木曜)
14時〜(40分程度)
企画展「京極高次」ギャラリートーク

展示構成 京極高次の生涯と軌跡

プロローグ
1.京極小法師
2.大溝侍従
3.八幡山侍従
4.大津の支配
5.大津宰相
6.大津城の戦い
7.失意から再起へ
8.京極家菩提寺 清瀧寺徳源院
9.若狭の国づくり
10.若狭宰相
11.高次を取り巻く一族
12.嫡子忠高と磯野家
エピローグ

主な展示作品

  
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京極高次像
江戸時代前期
清瀧寺徳源院蔵

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丸亀市指定文化財 京極高次像
江戸時代
丸亀市立資料館蔵


   
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重要文化財 豊臣秀吉像
慶長5年(1600)5月
西教寺蔵

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徳川家康像
江戸時代前期
比叡山延暦寺蔵


   
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浅井郡小谷山戦場画図
弘化4年(1847)6月
長浜市長浜城歴史博物館蔵

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長浜市指定文化財 京極高次知行宛行状
天正14年(1586)8月1日
個人蔵


   
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江州蒲生郡八幡町惣絵図
江戸時代中期
近江八幡市蔵

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京極高次定条々
文禄3年(1594)8月2日
近江八幡市蔵


   
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重要文化財 京極高次高札
(文禄4年(1595)9月11日
当館蔵

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京極高次黒印状
(文禄4年〜慶長2年[1595〜97])9月12日
尾花川親友会蔵


   
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菩薩像
江戸時代
清瀧寺徳源院蔵

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京極龍消息
文禄2年(1593)6月10日
清瀧寺徳源院蔵

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京極高次書状
文禄5年[1596]7月17日
清瀧寺徳源院蔵



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京極高次禁制
慶長6年(1601)11月28日
本境寺蔵

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後陽成天皇口宣案(忠高叙従五位下)
慶長11年(1606)3月3日
丸亀市立資料館蔵

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重要文化財 京極高次書状
(慶長11年[1606])4月26日
国立公文書館蔵



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福井県指定文化財 常高院像
江戸時代前期
常高寺蔵

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京極龍(寿芳院)像
江戸時代前期
京都 誓願寺蔵

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丸亀市指定文化財 京極忠高像
江戸時代
丸亀市立資料館蔵



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丸亀市指定文化財
豊臣秀吉知行方目録
慶長3年(1598)8月8日
丸亀市立資料館蔵

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長浜市指定文化財 淀殿自筆消息
慶長5年10月〜慶長14年4月[1600〜1609]
知善院蔵

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京極高次判物
天正19年(1591)6月25日
個人蔵