大津市歴史博物館

大津れきはくオリジナル壁紙企画2025 大津絵ジャーニー

大津市歴史博物館のホームページへ ようこそ!
今年開館35周年を迎える 大津れきはくの壁紙企画は 「大津絵ジャーニー」!
大津には 大津絵とよばれる キャラクターがいるのは 知っているかな?
大津絵は 江戸時代に 東海道筋の『追分』や『大谷』で売られていた お土産ものだよ
こわ〜い鬼がお布施を募っている「鬼の念仏」や 歌舞伎などにも登場する「藤娘」が よく知られているね
今年の壁紙の主役は 大津絵!
大津絵のキャラクターを かわいいドット絵にしたよ!
これから 大津絵のキャラクターたちが 大津のおすすめ歴史スポットを 案内するね
壁紙の更新は 全6回! PC用とスマートフォン用があるよ
さあ!壁紙をダウンロードして 大津絵のキャラクターと 旅にでよう!
大津の歴史の旅へ いざ行かん!

大津市MAP▼

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5月・6月の大津絵案内人は… 『鍾馗』!

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大津れきはくに収蔵されている大津絵『鍾馗』↓

  • 鍾馗(1)
  • ※常設展示室の大津絵コーナーでは、常時10点ほど展示をしています。
     定期的に展示替えをしていますので、上記の大津絵が展示されていない場合があります。

    5月・6月の壁紙は… 



    坂本・下阪本のおすすめ歴史スポット・モノを紹介するぞ!

     坂本地区には、平安時代初めに最澄が開創した比叡山延暦寺があります。延暦寺は平安京の鎮護の寺として日本仏教の一大拠点となり、最澄のほか円仁、円珍、道元、栄西といった高僧たちを輩出しました。また、日吉大社もその守護神としてともに発展をとげ、山麓の坂本はその門前町、港町として栄えました。
     元亀2年(1571)、織田信長は比叡山を焼き討ち後、家臣の明智光秀に坂本城を築かせました。本丸が琵琶湖に突き出した水城で、非常に優美で豪華な城だったと伝えられています。その坂本城も天正10年(1582)本能寺の変後に落城、その後は丹羽長秀、杉原家次、浅野長政らが城主となりました。しかし、天正14年(1586)に豊臣秀吉の命で浅野長政が大津城に居城を移したため、坂本城は廃城となりました。石垣なども大津城の築城に使われたといわれており、地上の構造物はほとんど残っていませんが、現在でも琵琶湖が渇水した時には、当時の石垣が姿を現します。また、令和5年度の発掘調査では、坂本城の三の丸とみられる石垣と堀などの遺構が発見されました。今後の調査により、さらに坂本城の姿が明らかになることが期待されています。

  • 延暦寺
  • 日吉大社
  • 坂本城跡
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    坂本城跡遠景

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    坂本城湖中石垣
    令和3年(2021)11月琵琶湖渇水時に琵琶湖岸に出現しました



    3月・4月の大津絵案内人は… 『長刀弁慶』!

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    大津れきはくに収蔵されている大津絵『長刀弁慶』↓

  • 長刀弁慶(1)
  • 長刀弁慶(2)
  • ※常設展示室の大津絵コーナーでは、常時10点ほど展示をしています。
     定期的に展示替えをしていますので、上記の大津絵が展示されていない場合があります。

    3月・4月の壁紙は… 



    長等のおすすめ歴史スポット・モノを紹介するぞ!

     長等地区は、古代から園城寺(三井寺)の寺領として発展しました。園城寺は、天台寺門宗の総本山です。同寺の湧き水を、天智・天武・持統の三天皇が、産湯に使ったとしたことから「御井寺(みいのてら)」といわれ、通称「三井寺」と呼ばれるようになりました。近江八景の一つ、「三井晩鐘」しても有名です。また、長等地区には、弘文天皇陵があります。大友皇子(弘文天皇)の埋葬地は明治初期に探索され、現大津市役所の近くにある亀塚(亀丘)が選ばれました。
     大津市歴史博物館は、平成2年10月にこのような歴史のある長等地区に開館しました。常設展示では、大津の歴史と文化が学べます。

  • 園城寺(三井寺)
  • 弘文天皇陵
  • 大津市歴史博物館
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    長刀弁慶            釣鐘弁慶
    大津市歴史博物館蔵

    長刀弁慶は、主君である源義経を最期まで守り、立ち往生する弁慶の姿といわれている。
    釣鐘弁慶は、弁慶が延暦寺の僧兵だった頃、三井寺との戦の中で三井寺の名鐘を担いで強奪する姿を描く。



    1月・2月の大津絵案内人は… 『鬼の念仏』!

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    大津れきはくに収蔵されている大津絵『鬼の念仏』↓

  • 鬼の念仏(1)
  • 鬼の念仏(2)
  • 鬼の念仏(3)
  • ※常設展示室の大津絵コーナーでは、常時10点ほど展示をしています。
     定期的に展示替えをしていますので、上記の大津絵が展示されていない場合があります。

    1月・2月の壁紙は… 



    藤尾(追分)のおすすめ歴史スポット・モノを紹介するぞ!

     古代から大津と京を結ぶ交通の要所となっていた逢坂関を越えた場所にある藤尾地区は、多くの旅人の往来がありました。江戸時代になると、京と大坂両都から多くの旅人が合流するようになった追分・大谷あたりでは、お土産物として大津絵が売られるようになり、大津絵は全国的に人気となりました。

  • 大津絵
  • 追分の道標
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    【丸清板】東海道五十三次大津(隷書) 歌川広重 大津市歴史博物館蔵
    大津絵を実演販売する店で大津絵を買う旅人や京へ米俵を運ぶ人々、けんかをしている人々などを生き生きと描いている