苗鹿二丁目の山手にある。天台宗。貞観5年(863)小槻今雄宿禰(おづきいまおのすくね)が創建した。同寺は鎮護国家の道場であるとともに、小槻家の氏寺でもあり、境内に今雄の墓と伝える石造宝塔がある。同寺は、もと広大な寺地を持ち小槻家の代々により伽藍が整備されるなど保護を受けた。