大津市歴史博物館

展示・イベント

平成18年度


第41回企画展
ありし日の江若鉄道-大津・湖西をむすぶ鉄路(みち)-
平成18年 7月28日(金)〜9月3日(日)

本年3月20日、大津市と志賀町が合併し、新たなスタートを切ることになりました。 江若鉄道は、湖西を通じて近江(滋賀)と若狭をつなぐ鉄道として、大正10年に三井寺〜坂本間が、昭和6年には浜大津〜今津間が開通しました。若狭までの延伸は実現することはありませんでしたが、戦前戦後にかけて、大津・志賀、そして湖西住民の貴重な交通手段として、人々に愛されてきました。しかし、昭和44年に廃線、同49年に開業した国鉄(JR)湖西線にその役割を譲り、約50年の歴史を終えました。 その後は、湖西線開通によるスピードアップ、また湖西道路をはじめとする道路網の整備などで、交通の利便性は大きく高まりました。一方で、湖西線は直接京都へと結ばれたことから、大津市中心部と志賀・高島地方との結びつきは薄まってしまったともいえます。
 江若鉄道が廃線になって37年、当時の痕跡はほとんど失われてしまいました。本展では、江若鉄道の様子を伝える写真をはじめ様々な資料から、単に鉄道としての歴史ではなく、懐かしい沿線の様子や変化を取り上げながら、地域と江若鉄道との結びつき、また大津・湖西とのかかわりを考えます。


> 「ありし日の江若鉄道」の詳細


第42回企画展
天台を護る神々-山王曼荼羅の諸相-
平成18年 10月7日(土)〜11月19日(日)

 天台宗では、法華経と密教を中心に教学の研究が盛んに行われ、延暦寺や園城寺では多くの宝蔵がつくられ、夥しい数の史料や聖教が書写されました。また、寺や教学の護法神として日吉社や赤山明神、新羅明神などがあらわれ、神仏習合の様々な美術や史料が造られました。本展では、天台宗の宝蔵と護法神にスポットを当て、一般には触れることの少なかった天台宗の歴史の一端を紹介します。


> 「天台を護る神々」の詳細


第43回企画展
比良山麓の文化財
平成19年 3月14日(水)〜4月15日(日)

 大津市と志賀町の合併を記念して、志賀町域に伝来の様々な文化財を実物や写真パネルなどによって紹介します。


ミニ企画展

第54回ミニ企画展
大津の仏教文化7-塑像とせん仏-
平成18年 4月25日(土)〜6月4日(日)

7世紀中頃に大津京の造営された近江では、それ以後各寺院で当時の最先端技術であった塑像とせん仏が造像されていきました。本展では、石山寺や崇福寺、雪野寺など近江に伝来、出土した遺物を中心に、古代の土製仏像を紹介します。(せん仏のせんは土偏に專)

第55回ミニ企画展
大津の古文書5 絵図に見る大津百町今昔
平成18年 6月6日(土)〜7月23日(日)

近年、大津市街地の景観も大きな変化を見せています。そこで今回は、大津の景観変遷の履歴を残すことを目的に、江戸時代の町絵図や名所図会、明治初年の地籍図や古写真、関連する古文書などから、大津百町の町人たちの動きや、現代までの風景の移り変わりを検証します。

企画展「ありし日の江若鉄道」第2会場(第56回ミニ企画展)
浜大津界隈のにぎわい
平成18年 7月25日(火)〜9月10日(日)

浜大津は、江若・京阪・国鉄(JR)などの鉄道とともに、汽船の発着するターミナルとして賑わいを見せてきました。展示では、その移り変わりを様々な資料で紹介します。

第57回ミニ企画展
大津の遺跡シリーズ5 石山国分遺跡
平成18年 9月12日(火)〜12月26日(火)

瀬田川西岸国分山の台地上に位置する石山国分遺跡には、白鳳時代に創建され後に国分寺となった国昌寺(こくしょうじ)や、奈良時代の保良宮(ほらのみや)、平安時代の国分尼寺などがあります。本展では、古代近江を知る上で重要な石山国分遺跡の出土資料を紹介します。

第58回ミニ企画展
葛川明王院の懸仏
平成19年 1月6日(金)〜2月12日(月・振休)

 大津市葛川の明王院は、相應和尚開基の比叡山延暦寺の支院で、北嶺回峰行の聖地として知られていますが、室町時代の大型懸仏が多数伝来していることでも有名です。今回は、その明王院の懸仏の全面を展示し、室町時代の信仰形態をみていきます。

第59回ミニ企画展
広重と近江八景
平成19年 3月14日(水)〜4月22日(日)

我々が近江八景の美しい情景に思いを馳せることができるのは、ひとえに歌川広重の作品があったからといってもいいでしょう。風景画としての近江八景の歴史は、広重からはじまったのです。本展では広重の代表的な近江八景作品を取り上げ、名所風景画家としての広重の足跡をたどります。