大津市歴史博物館

展示・イベント

平成28年度-れきはく講座-

国指定重要無形民俗文化財「大津祭の曳山行事」指定記念連続講座(第647回れきはく講座)
曳山のからくり
山田 和人 氏(同志社大学教授)

平成28年4月3日(日) 14:00〜15:30

 大津祭曳山の特徴として「からくり」があげられます。曳山からくりは、中京圏をはじめとする各地に見られますが、大津はそれらと趣を異にしています。大津独自の曳山からくりを生んだ背景と古浄瑠璃など上方芸能との関連を考えてみたいと思います。
※本連続講座は、大津祭国指定記念事業実行委員会との共催行事です。


国指定重要無形民俗文化財「大津祭の曳山行事」指定記念連続講座(第648回れきはく講座)
曳山の美 ―懸装品―
藤井 健三 氏(財団法人西陣織会館顧問)

平成28年4月9日(土) 14:00〜15:30

 国指定にあたり、大津祭が評価された点の一つとして「祇園祭に比肩する懸装品」があります。大津祭の懸装品は、祇園祭と競うようにして、ヨーロッパや中国の織物を幕にしています。こうした懸装品の特徴を紹介します。
※本連続講座は、大津祭国指定記念事業実行委員会との共催行事です。


企画展「大津歴博の玉手箱」関連講座(第649回れきはく講座)
近江八景の絵葉書を推理する
木津 勝(本館学芸員)

平成28年4月16日(土) 14:00〜15:30

 観光土産として作られた近江八景の写真絵葉書。明治・大正・昭和に作られた膨大な数の絵葉書を読み解くと、近代以降の近江八景の風景のうつろいが見えてきます。本講座では変わりゆく風景をカメラにとらえようと努力した、当時の写真家の気持ちをもとに近江八景絵葉書を推理したいと思います。


第650回れきはく講座
フランスがもたらした大津絵再発見
クリストフ・マルケ 氏(日仏会館・フランス日本研究センター所長、フランス国立東洋言語文化研究院教授)

平成28年5月14日(土) 14:00〜15:30

 洋画家の先駆者、浅井忠は、1900年のパリ万博を見学した後、京都で大津絵を知り、その素朴でユーモラスなデザインを近代工芸に活かす試みをしました。また、明治末期、ある画家がフランスから帰国した後、大津絵は「まるでロダンだ」と述べた記録もあります。つまり、デフォルメやプリミティヴィズムの波が到来し始めたフランス近代美術との出会いが大津絵を再発見する契機になった訳です。岡本太郎が大津絵を賞賛したのも同じ理由でしょう。今回は、西洋美術の視点がもたらした戦前の大津絵再評価の機運と、当時、大津絵に関心をもった唯一のフランス人、先史学者として有名なアンドレ・ルロワ=グーランについてお話します。


第651回れきはく講座
【現地見学会】琵琶湖疏水をたどる
樋爪 修(本館館長)

平成28年5月21日(土) 13:00〜17:00(予定)

 琵琶湖疏水沿いを第1隧道大津側入口から小関越えを通り、山科区の御陵にある第3隧道入口(東側)まで、ただひたすらに歩きます。意匠を凝らした隧道の洞門や竪坑、船溜り、日本最初の「鉄筋混凝土橋」などから、明治期の息吹を感じ取ってください。


第652回れきはく講座
近江八景図―その進化の歴史―
横谷 賢一郎(本館学芸員)

平成28年6月4日(土) 14:00〜15:30

 桃山時代の関白、近衛信尹(このえのぶただ)が選定した現在の近江八景。信尹の時代から、近代の日本画に至るまで、近江八景の絵画作品が様変わりしていった、その変化の歴史について解説していきます。


ミニ企画展「歴博周辺のほとけさま」関連講座(第653回れきはく講座)
西の比叡山 書寫山圓教寺の仏像
小林 裕子 氏(京都橘大学 准教授)

平成28年6月18日(土) 14:00〜15:30

 書寫山圓ヘ寺(しょしゃざんえんぎょうじ、兵庫県姫路市)は、性空(しょうくう)上人によって10世紀に開かれた西の比叡山と称される天台宗別格本山の古刹で、標高371メートルの山内に多くの寺宝が伝えられています。今回の講座では、平安時代の圓ヘ寺創建時に注目し、寺史を整理するとともに当時につくられたご寺宝を紹介します。〔定員100名〕


ミニ企画展「歴博周辺のほとけさま」関連講座(第654回れきはく講座)
比叡山の祖師の姿―最澄・円仁・円珍・相応・良源―
寺島 典人(本館学芸員)

平成28年6月25日(土) 14:00〜15:30

 比叡山延暦寺では、高僧の没後、弟子によってその像(影像)が造られ、まつられました。その姿はリアルさを求める中にも、その時の弟子たちの思いがこめられています。本講では、現存する祖師像(木像・画像)の図像を眺めることで、その影像の役割や弟子たちが求めた姿を読み解いていきます。


ミニ企画展「歴博周辺のほとけさま」関連講座(第655回れきはく講座)
泉涌寺の仏像・仏画と儀礼
西谷 功 氏(泉涌寺宝物館心照殿 学芸員)

平成28年7月2日(土) 14:00〜15:30

 京都市東山区の泉涌寺(せんにゅうじ)は、入宋僧俊?(しゅんじょう)によって1226年に創建されました。創建当初は中国直輸入の最新の仏教美術や儀礼、文化を発信する一大拠点として、多くの僧侶たちが勉強しました。今回は、新出資料から、鎌倉時代の泉涌寺の儀礼とそこで用いられた仏像や仏画がどのようなものだったのかを紹介します。


ミニ企画展「戦前から戦後の市民生活」関連講座(第656回れきはく講座)
大津出身特攻隊員の戦後
樋爪 修 (本館館長)

平成28年7月30日(土) 14:00〜15:30

 今回の講座で取りあげる人物は、大津に生まれ、瀬田工業学校在学中に予科練に志願、後に同隊で神風特攻隊「飛神隊」に編成された若者です。彼は昭和20年8月14日、特攻準備の命令を受け、出撃の時を待ちましたが、翌日終戦となりました。その人物が戦後、昭和20年9月から同21年5月に至る克明な日記を残しました。本講座では、その日記を通して見た戦後の社会と大津の様子について紹介します。


企画展「発掘された日本列島2016」関連講座(第657回れきはく講座)
高島鴨稲荷山古墳と継体大王
講師: 東 潮氏(徳島大学名誉教授)

平成28年8月6日(土) 14:00〜15:30

 鴨稲荷山(かもいなりやま)古墳の金銅冠は朝鮮半島の大加耶(だいかや)の王のものとそっくりです。墓の主人公は対内的に継体大王政権、対外的に加耶と百済(くだら)、とくに大加耶(いまの慶尚北道高霊)と相互に交流していました。琵琶湖周辺で加耶土器もみつかっています。『日本書紀』継体紀の任那四県割譲、磐井(いわい)の戦争、近江毛野臣の渡海問題などを検証し、継体大王の時代の国際関係について語ります。


企画展「発掘された日本列島2016」関連講座(第658回れきはく講座)
渡来人の集落とお墓―最近の市内の調査成果より―
講師: 西中 久典(大津市教育委員会文化財保護課)

平成28年8月20日(土) 14:00〜15:30

 近年、大津市の南滋賀遺跡や滋賀里遺跡の発掘調査では、古墳時代後期の渡来人の建物と考えられている「大壁(おおかべ)建物」が続々と見つかっています。また、平成27年度に実施した穴太野添(あのうのぞえ)古墳群の発掘調査では、これまでわかっていなかった地点で新たに古墳(横穴式石室)7基が見つかり、銀製かんざしやミニチュア炊飯具形の土器が出土しました。これら最近の大津市域における渡来人に関連する発掘調査成果について、ご紹介します。


企画展「発掘された日本列島2016」関連講座(第659回れきはく講座)
発掘された日本列島2016 徹底解説
講師: 近江 俊秀氏(文化庁文化財部記念物課 文化財調査官)

平成28年8月27日(土) 14:00〜15:30

 全国の発掘調査成果を紹介する新考古速報展。今年は、様々な形の縄文土器が出土した新潟県の六反田南(ろくたんだみなみ)遺跡、家形埴輪(いえがたはにわ)が立ち並ぶ広島県の甲立(こうたち)古墳、国宝茶碗を焼いた名門窯跡の全貌が判明した岐阜県の大萱(おおがや)古窯跡群など、旧石器時代から近代までの36遺跡を紹介します。講座では、展示品の見どころについて、展覧会を担当した文化庁文化財調査官がお話しします。〔定員100名〕


フェノロサ学会共同開催(第660回れきはく講座)
フェノロサは日本文化の何に惹かれたのか?
講師: 宗像 衣子氏(神戸松蔭女子学院大学教授)

平成28年9月3日(土) 14:00〜15:30

 近代日本の幕開け、明治期において、失われようとしていた日本の伝統美術を救い出したお雇い外国人教師、アーネスト・フェノロサ(1853−1908)。いったい何に注目してその偉業を遂げ、今、三井寺法明院に眠るのでしょうか。彼の関心としては、仏教美術がよく知られていますが、今回はそれに限らず、文学や音楽に関わる見識など、文化全体の視野を眺めることで、偉大な日本文化讃美者としてのフェノロサの様子を探ります。


企画展「発掘された日本列島2016」関連講座(第661回れきはく講座)
近江に渡来した人びとの活躍―横穴式石室・副葬品・大壁建物を中心として―
講師: 吉水 眞彦(大津市教育委員会文化財保護課)

平成28年9月4日(日) 14:00〜15:30

 朝鮮半島から渡来した人びとは、古代近江のほぼ全域に分布していました。湖東の愛荘町には秦(はた)氏が定着し、湖西の滋賀郡(大津市)には大友村主や穴太村主などの漢(あや)氏が知られており、最初に大和や河内に定着したあと、近江に移ったものとみられています。これらの人びとの活躍のようすを横穴式石室の形態やミニチュア炊飯具・装身具などの副葬品とその配置状況、大壁建物の構造から探っていきます。


フェノロサ学会共同開催(第662回れきはく講座)
アメリカン・ルネッサンス−フェノロサが生きた母国の美術
講師:岡部 昌幸氏(帝京大学教授)

平成28年9月10日(土) 14:00〜15:30

 アーネスト・フェノロサは、日本の古典美術を保護し、その古典を新しい美術にした恩人であるが、彼が生まれ育ったアメリカの美術と環境は、どのようなものであったのでしょうか。彼は母国の美術にどのような関心をもっていたのでしょうか。アメリカ世紀末に「アメリカン・ルネッサンス」といわれた美術に向けた、フェノロサの夢と理想をたどってみます。


第663回れきはく講座
【現地見学会】大津祭宵宮 まち散歩
和田 光生(本館副館長)、木津 勝(本館学芸員)

平成28年10月8日(土) 午後徒歩半日

 大津祭の宵宮の日中は、宵宮曳(び)きのほか、各曳山町ではからくり人形の宵宮飾りなど、夕刻からの祭りの準備の雰囲気に包まれます。この日は本祭とは違った宵宮用の装飾が曳山に施されるなど、この日しか体験することができない見どころがあります。現地では、その楽しみ方を紹介します。〔定員50名〕


企画展「大津の浄土宗寺院 新知恩院と乗念寺」関連講座(第664回れきはく講座)
近江の浄土宗
講師: 今堀 太逸氏(佛教大学歴史学部教授)

平成28年10月22日(土) 14:00〜15:30

 法然上人を宗祖とする浄土宗の念仏は、武士や農民に受け容れられました。近江の浄土宗・一向宗の寺院には、弓矢の名手、那須与一が法然や親鸞に帰依し、その子孫が住職をしているとの伝説が展開します。また、織田信長は比叡山を焼き討ちしましたが、総本山知恩院や浄土宗寺院を保護しています。本講座では、近江地方に展開した浄土宗の歴史を紹介します。


企画展「大津の浄土宗寺院 新知恩院と乗念寺」関連講座(第665回れきはく講座)
四天王寺の浄土信仰―西門と日想観をめぐって―
講師: 一本 崇之氏(四天王寺宝物館学芸員)

平成28年10月29日(土) 14:00〜15:30

 現在も続く四天王寺の日想観の歴史は、延暦6年(787)に空海が西門において日想観を修したことに始まります。そして『四天王寺縁起』の出現を機に、西門は浄土信仰の聖地として篤い信仰を集め、貴賤を問わず多くの参詣者が訪れました。その背景には、浄土信仰と聖徳太子信仰との密接な結びつきがあったことが注目されます。本講座では、さまざまな史料を通して、西門や日想観をめぐる四天王寺の浄土信仰の様相についてお話ししたいと思います。


企画展「大津の浄土宗寺院 新知恩院と乗念寺」関連講座(第666回れきはく講座)
新知恩院の木造釈迦涅槃像
講師: 寺島 典人(当館学芸員)

平成28年11月5日(土) 14:00〜15:30

 新知恩院には世にも珍しい、木造の小さな釈迦涅槃像が伝来しています。胸に水晶をはめ、快慶工房作の可能性もあるこの像は、初期の法然教団による造像の可能性もあります。本講では本像の様々な秘密と魅力についてお話します。


企画展「大津の浄土宗寺院 新知恩院と乗念寺」関連講座(第667回れきはく講座)
敦煌における浄土変について
講師: 田林 啓氏(白鶴美術館学芸員)

平成28年11月12日(土) 14:00〜15:30

 シルクロードの要衝として名高い敦煌。ここには仏教美術の宝庫たる石窟寺院・莫高窟があります。莫高窟には、日本の浄土図の原型を思わせる唐時代の浄土変が数多く存在します。その中でも、最も初期の作品にして、精緻な作行きから成るのが第220窟の「阿弥陀浄土変」です。法隆寺金堂壁画ともしばしば比較されるこの壁画は、7世紀前半に描かれたのですが、突如として中国の西のはずれの地にこのような優れた絵画が現れた理由については未だによく分かっていません。今回は、最新の研究成果を交えて、より具体的に敦煌の浄土変誕生の謎を紐解いていきます。


企画展「大津の浄土宗寺院 新知恩院と乗念寺」関連講座(第668回れきはく講座)
当麻曼荼羅について
講師: 北澤 菜月氏(奈良国立博物館研究員)

平成28年11月13日(日) 14:00〜15:30

 奈良県葛城市に所在する當麻寺の本尊・綴織当麻曼荼羅は、8世紀に織られた4メートル四方という巨大な織物の曼荼羅です。そこには極楽浄土の様子と、極楽浄土に往生する方法を記した経典の物語が絵画的に表されています。この曼荼羅は鎌倉時代以降に多数写され、様々なサイズの当麻曼荼羅が作られました。本講座ではこの曼荼羅に表された内容を絵解きするとともに、多数の写しが作られるようになった経緯についてお話したいと思います。


企画展「大津の浄土宗寺院 新知恩院と乗念寺」関連講座(第669回れきはく講座)
新知恩院文書を読むー歴史と由緒ー
講師: 高橋 大樹(当館学芸員)

平成28年11月19日(土) 14:00〜15:30

 応仁文明の乱の際、知恩院中興周誉珠琳(しゅうよしゅりん)上人は、多くの霊宝を持って伊香立に避難し、新知恩院を創建したといいます。本講座では、新知恩院文書や、伊香立の鎮守八所神社文書に残る新知恩院関係文書を読みながら、新知恩院の創建の歴史や浄土宗寺院としての由緒、また伊香立や本山知恩院との関係についてお話しします。


企画展「大津の浄土宗寺院 新知恩院と乗念寺」関連講座(第670回れきはく講座)
浄土教絵画の諸相―新知恩院・乗念寺の宝物を中心に―
講師: 鯨井 清隆(当館学芸員)

平成28年11月20日(日) 14:00〜15:30

 恵心僧都源信撰述の『往生要集』には、地獄の苦しみや極楽の華やかさが、今まさに目の前にあるかのように説かれています。そして、当時の人々はより具体的にその姿を見ようと、来迎図や当麻曼荼羅、六道絵など、様々なものを作りました。今回は、新知恩院と乗念寺に伝わる宝物を中心に、多種多様な浄土教絵画についてお話します。


企画展「大津の浄土宗寺院 新知恩院と乗念寺」関連講座(第671回れきはく講座)
乗念寺文書を読むー近世都市寺院の歴史ー
講師: 高橋 大樹(当館学芸員)

平成28年11月26日(土) 14:00〜15:30

 天正16年(1588)に澄蓮社信誉助栖によって開創された乗念寺(下百石町)は、江戸時代、大津百町の浄土宗寺院組織「大津門中」を代表する一ヶ寺として、檀信徒や町人の信仰を集めました。本講座では、乗念寺文書を読み解きながら、@開創の歴史、A宿場町大津の中で果たした乗念寺の役割、B末寺との関係などについてお話しします。


第672回れきはく講座
西南戦争記念碑を読む
講師: 伊東 宗裕氏(佛教大学非常勤講師)

平成28年12月10日(土) 14:00〜15:30

 三井寺観音堂の裏山に大きな碑が立っています。明治10年(1877)の西南戦争で戦死した兵士の慰霊碑なので、「日本最初の記念碑」といわれています。なぜ大津にあるのでしょうか。この碑のことを中心に、軍隊と慰霊ということにも触れていみたいと思います。


ミニ企画展関連講座(第673回れきはく講座)
考古学入門講座 土器のおはなし
講師: 福庭 万里子(当館学芸員)

平成28年12月17日(土) 14:00〜15:30

 考古学ってなに?土器にはどんな種類や形があるの?という基本的なところからおはなしする入門講座です。考古学とは、過去の人々が残したモノ(遺跡・遺構・遺物)を研究する学問ですが、今回は、その中でも重要な遺物である土器をとりあげます。縄文土器、弥生土器、土師器、須恵器など、各時代の土器の移り変わりや特徴についてお話しします。また、ミニ企画展「土器のひみつ」で展示する様々な大津市内出土の土器についても紹介します。


古文書リレー講座1(第674回れきはく講座)
近江の街道文書を読む1−大津宿
講師: 樋爪 修(当館館長)

平成29年1月21日(土) 14:00〜15:30

 本年も古文書リレー講座を開催します。いずれも入門講座で、解読もゆっくり進め、関連の画像などもご覧いただきながら、楽しめる内容にします。今回は、東海道各宿場のうち、近江の宿場に関する古文書を3回シリーズで読んでいきます。第1回目は大津宿。東海道の大津・京都間に見られる牛車(うしぐるま)専用道、「車道(くるまみち)」をはじめ、大津宿に関係する街道交通関係の資料を、今に残る史跡の写真等と合わせ、分かりやすく紹介します。


古文書リレー講座2(第675回れきはく講座)
近江の街道文書を読む2−草津宿
講師: 八杉 淳氏(草津宿街道交流館館長)

平成29年1月28日(土) 14:00〜15:30

 第2回目は、東海道と中山道の合流する草津宿です。草津宿本陣(国指定史跡)に残る諸大名などの休泊に関する資料を、現存する本陣の写真とともに紹介します。


古文書リレー講座3(第676回れきはく講座)
近江の街道文書を読む3−水口宿
講師: 米田 実氏(甲賀市史編さん室室長)

平成29年2月4日(土) 14:00〜15:30

 近江東海道5宿のうち水口宿は大津に次ぐ町の規模だったというと、意外でしょうか?加藤氏2万5000石の城下でもあった水口について、伝えられた古文書を読みながらその特色を学びます。


「れきはくカード会員」限定講座(第677回れきはく講座)
第6回 叡山学院 聲明公演
演者:叡山学院修学生 約30名

平成29年3月7日(火) 14:00〜16:00

 「聲明(声明 しょうみょう)」とは、我が国の伝統音楽の一つで、経典などに節をつけた仏教音楽のことです。仏教伝来とともに伝わり、最澄や円仁がもたらした「天台聲明」の美しい音色は、幻想的な宗教音楽として世界的に有名です。本公演は、天台宗の僧侶を養成する「叡山学院」の聲明修学成果の発表公演です。約30名の若い僧侶の迫力ある歌声による、平安時代から続く伝統的な宗教音楽をお楽しみ下さい。なお、本公演は、叡山学院との共催行事として開催いたします。〔定員50名〕


志賀町・大津市合併10周年記念展関連講座(第678回れきはく講座)
描かれた江戸時代の村社会
講師:水本 邦彦 氏(京都府立大学・長浜バイオ大学名誉教授)

平成29年3月11日(土) 14:00〜15:30

 旧志賀町域には江戸時代、合わせて18の村がありました。村々はそれぞれに強いまとまりを持って自治的に運営されていました。村の伝統を受け継ぐ各自治会には、今もたくさんの古絵図が保存されています。この時代、村や田畑の様子はどうだったか。なぜ頻繁に山争いが起きたのか、またその解決方法は?領主ごとの田畑色分け絵図は何を意味するのか?絵図情報を読み解きながら、江戸時代の村社会を訪ねることにしましょう。


第679回れきはく講座
【現地見学会】壬申の乱と大友皇子伝承地をめぐる
講師:福庭 万里子(本館学芸員)

平成29年3月18日(土) 午後半日コース

 天智天皇の死後、近江朝廷側の大友皇子と大海人皇子の間で壬申の乱(672年)がおこります。大津市内には、敗者となった大友皇子にまつわる伝承地がいくつも点在しており、いつの頃からか大津の人々に彼が親しまれていたことがうかがえます。今回は、大友皇子が葬られたと伝えられる葬り塚(秋葉台の茶臼山古墳上)などをめぐります。