大津市歴史博物館

展示・イベント

   

平成26年度


第64回企画展
 戦争と大津−激動の時代と子どもたち−
平成26年 7月19日(土)〜8月31日(日)


『少国民の友』表紙
 昭和17年3月号 個人蔵

 第二次世界大戦が終結してから、本年で69年目の夏を迎えます。当時、戦争を体験された方々の高齢化も進んでおり、戦争の記憶が風化しようとしている現在、戦争の時代の記録と記憶を後世に語り継ぐことが、平和な世界を願う我々の責務と考えています。
 本展では、戦争の時代のみではなく、終戦後の占領軍進駐の時代まで範囲を広げて、当時の市民生活の実態を明らかにするとともに、戦前から戦後にかけての子どもたちの様子を、時代背景を物語る様々な資料や写真、体験者の証言ビデオなどから、学校教育の変遷に重点をおきながら紹介するものです。

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智証大師円珍生誕1200年記念企画展(第65回企画展)
 三井寺 仏像の美
平成26年 10月11日(土)〜11月24日(月・祝)


木造不動明王坐像
       鎌倉時代 園城寺蔵

 7世紀中頃に開創され、9世紀には比叡山延暦寺の第5代天台座主智証大師の円珍によって整備された園城寺、通称「三井寺」。天台宗の円珍派(寺門派)が拠点とした、我が国屈指の大寺院であり、日本四箇大寺の一つとして隆盛を極めました。現在は天台寺門宗の総本山です。
 本年は円珍生誕1200年の節目の年にあたり、三井寺では慶讃大法会として秘仏公開が行われます。本館ではこれにあわせて、普段拝むことの出来ない三井寺山内や大津町に残る仏像の数々を紹介します。

> 企画展「三井寺 仏像の美」の詳細情報


第66回企画展
 江若鉄道の思い出
平成27年 3月7日(土)〜4月12日(日)


江若鉄道高島町駅構内 昭和36年
本館蔵(谷本勇氏撮影)

 国鉄湖西線の建設にともない、長く湖西の交通機関として愛されてきた江若鉄道は、昭和44年に廃線となりました。
 本展では、江若鉄道営業当時の様子を、様々なかたちで残した方々の記録に焦点をあて、当時を振り返るとともに、みなさんの思い出=記憶をふんだんに織り込みながら、廃線から40年以上経過した今も、多くの人々に語り継がれる江若鉄道の思い出アルバムを完成させます。

> 企画展「江若鉄道の思い出」の詳細情報





ミニ企画展

第112回ミニ企画展
平成25年度新収蔵品展
平成26年 4月22日(火)〜6月1日(日)


大津絵 藤娘
 江戸時代 本館蔵

 当館では、購入、受贈、受託によって収蔵品の充実を行い、常設展示・企画展示に活用しています。
 本展は、平成25年度に新たに収集した資料をお披露目するものです。いずれも大津の歴史を語る貴重な資料です。

 新収蔵品についてはこちらをご覧ください。
> 「平成25年度の新収蔵品について」

 

第113回ミニ企画展
大津歴博やきものコレクション
平成26年 6月3日(火)〜7月13日(日)


膳所焼 鉄釉耳付茶入 銘童女
江戸時代 本館蔵

 良質の土が取れる近江は、古代の須恵器や土師器、白鳳・奈良・平安時代にかけての屋根瓦にはじまり、中世から作陶の盛んであった六古窯のひとつ信楽焼がありました。そして江戸時代初期以降、民窯や藩窯が開かれ、抹茶器や煎茶器をはじめ、さまざまな器が焼かれていました。
 本展では、膳所焼・梅林焼・瀬田焼・比良焼・信楽焼・湖東焼をはじめ、歴博収蔵品の陶磁器の数々を展示いたします。


第114回ミニ企画展《企画展「戦争と大津」第2会場》
戦争と大津 −銃後の市民生活−
平成26年 7月15日(火)〜8月31日(日)

 戦場で戦う軍隊を後方から支援することから、内地(ないち)の生活は「銃後(じゅうご)」と呼ばれました。「ほしがりません 勝つまでは」などの標語は、銃後の市民生活を象徴する言葉として使われました。
 本展では、物資不足に対応するための衣料切符や味噌・醤油の購入券、兵器製造のための金属類供出奨励ビラや宣伝用の紙芝居、燈火管制(とうかかんせい)などの仕方を図解した防空演習時の配布物や召集令状(赤紙(あかがみ))など、さまざまな資料で、きびしい銃後の市民生活を振り返ります。

 

第115回ミニ企画展
大津の古文書8 八所神社の古文書 −近江国伊香立の鎮守−
平成26年 9月2日(火)〜10月13日(月・祝)


市指定文化財
伊香立総百姓中下立相論対決証文口上書
延宝6年(1678)4月(末尾部分)
八所神社蔵

 大津市の北部、比叡山と比良山に囲まれた伊香立地域。その伊香立の総鎮守である八所神社 には、鎌倉時代から江戸時代の古文書が多く伝わっています。特に隣接する葛川との境相論に 関する文書群は、延宝6年(1678)の葛川との相論で整理されたもので、古いものは元応2年 (1320)の年紀があり、関係する13通が市指定文化財に指定されています。
 今回、調査によって再発見された江戸時代の古文書・古絵図も合わせて展示し、地域の人々 によって現在まで大切に保存されてきた歴史も紹介します。

 

第116回ミニ企画展《企画展「三井寺と大津町の仏像」第2会場》
三井寺の近世仏画
平成26年 10月15日(火)〜12月7日(日)

 智証大師円珍(814−891)によって開かれた三井寺(園城寺)には、数多くの文化財が伝えられています。その中には、30年近く前に調査が行われて後、これまでほとんど紹介されていない絵画も多く現存しています。そこで本展では、普段はほとんど見ることのできない三井寺の近世仏画を紹介します。


第117回ミニ企画展
趣味家謹製 木版宝船絵はがき展
平成26年 12月9日(火)〜平成27年 1月18日(日)



宝船絵はがき 切符見立て 本館蔵

  大正期、京都や大阪の社寺で、節分に宝船の摺物を頒布する、宝船ブームが訪れます。この流行に火をつけたのは、一説では関西の趣味家たちだったといわれています。彼らは宝船を集めるだけでは飽き足らず、後に自製の宝船を制作するようになりました。
本展では、趣味家たちが作った昭和10年代のゆかいな木版宝船絵はがきの数々をご覧いただきます。


第118回ミニ企画展
小野神社の大般若経U
平成27年 1月20日(火)〜3月1日(日)

 大般若経は、600巻に及ぶ膨大な経典で、災いを除く呪力があると考えられ、転読などの行事が地域の社寺で行われてきました。小野神社に伝わる大般若経は、平安時代に書写された経典をはじめとして、箱や帙も鎌倉時代のものを残しています。本展では小野に伝わる貴重な経典のうち、調査によって新たに判明した奈良時代に書写された経典を紹介します。

 

第119回ミニ企画展
西教寺伝来の屏風
平成27年 3月3日(火)〜4月12日(日)

 天台真盛宗の総本山西教寺には、仏教美術以外にも近世の屏風が伝来しています。なかには、唐子遊図や風俗図屏風といった珍しい画題のものも含まれています。本展では、普段あまり公開されない、西教寺に伝わる屏風を紹介します。