展示・イベント
令和元年度(平成31年度)
- 第78回企画展
フェノロサの愛した寺 法明院 -三井寺北院の名刹-
平成31年 3月2日(土)〜4月14日(日) -
長等山の中腹に位置する法明院は、園城寺(三井寺)の僧房の一つとして、享保8年(1723)、義瑞性慶(1667-1737)によって開かれました。以降、山内唯一の律院(戒律を主として学ぶ寺院)として栄え、数多くの宝物が今に伝えられています。本展では、法明院にゆかりのある様々な宝物を展示し、その歴史を紹介します。
「フェノロサの愛した寺 法明院」の詳細情報 - 第79回企画展
大津南部の仏像 −旧栗太郡の神仏−
2019年 10月12日(土)〜11月24日(日) -
大津市の瀬田川から東の地域は、かつて栗太郡と呼ばれていました。その栗太郡は現在の草津市や栗東市、守山市の一部も含んでいます。この地域には田上山や金勝山など著名な霊峰があり、古代から仏教・神道の信仰が厚く、今なお多くの文化財が現存しています。
本展では、大津市南部周辺に伝わる仏像や仏画などを紹介します。
「大津南部の仏像」の詳細情報 - 第80回企画展
大津絵 −ヨーロッパの視点から−
2019年 10月12日(土)〜11月24日(日) -
2019年4月24日から6月15日まで、パリ日本文化会館において、ヨーロッパ初となる大規模な大津絵展が開催されます。それを記念して、本館でも大津絵展を開催します。
特に、近代における欧米での日本文化の受容のなかで、大津絵の表現がどのように受け止められ、影響を与えたのかに焦点をあて、江戸時代や近代の大津絵を作品や写真パネルで紹介します。
「大津絵」の詳細情報 - 重要文化財「大津百艘船関係資料」指定記念企画展(第81回企画展)
江戸時代の琵琶湖水運 −大津百艘船の航跡−
令和2年2月29日(土曜)〜4月12日(日曜) -
豊臣秀吉によって創設された大津百艘船(おおつひゃくそうせん)は、江戸時代、大津から積み出される物資や人の輸送を独占し、他浦との抗争を繰り返しながら、琵琶湖水運の担い手として展開しました。本展では、大津百艘船仲間で保管されてきた歴史資料が重要文化財に指定されたことを記念して、これらの資料を中心に、江戸時代の琵琶湖水運史を紹介します。
「江戸時代の琵琶湖水運」の詳細情報 - 第150回ミニ企画展
大津の仏教文化18 叡山文庫の仏像史料
平成31年 1月22日(火)〜3月3日(日) -
比叡山延暦寺の宝庫、叡山文庫には、延暦寺の長い歴史に関わる様々な史料や聖教が膨大に伝わっています。今回はそのなかから、桃山時代の山門復興に携わった七条仏師資料をはじめとした、仏像の歴史に関わる史料を紹介します。
「叡山文庫の仏像史料」出陳一覧 - 第151回ミニ企画展
平成30年度新収蔵品展
2019年 4月23日(火)〜6月9日(日) -
博物館では、購入・受贈・受託などによって、収蔵品の充実につとめています。今回は、和邇北浜の慶長検地帳をはじめ、近江八景眺望図など、平成30年度に新たに収集した資料の数々をお披露目します。
なお、昨年度に収集した資料は以下のリンクで紹介しています。スペースの都合上、すべてを展示できませんが、参考にご覧ください。
平成30年度の新収蔵品 - 第152回ミニ企画展
石田友汀 知られざる技巧派御用絵師
2019年 6月14日(金)〜7月28日(日) -
円山応挙や原在中らを輩出した石田幽汀。その長子、友汀(ゆうてい・1756〜1815)も、当時の狩野派様式の使い手としては随一の存在でした。一方で、名所図会の挿絵など、町絵師的な分野まで進出した御用絵師であり、大津でも作品を残しています。そんな彼の大作を紹介します。
- 第153回ミニ企画展
お盆と地獄・極楽
2019年 7月30日(火)〜8月25日(日) -
毎年7月もしくは8月の15日を中心に、お盆と呼ばれる行事があります。お盆では、あの世から祖霊を迎え、食べ物などをお供えし、またあの世へお送りします。今回は、お盆の時期に併せて、昔のお盆やあの世の様子を紹介します。
- 第154回ミニ企画展
フェノロサとビゲロー −三井寺に遺る史料から−
2019年 8月27日(火)〜9月29日(日) -
明治時代にアメリカから来日し、日本美術の宣揚に力を注いだフェノロサやビゲローは、特に三井寺とは積極的に交流を結んでいました。今回は、三井寺に伝わるフェノロサとビゲローの関連史料を紹介します。
- 第155回ミニ企画展
江若鉄道 −思い出の品々−
2019年 10月1日(火)〜12月1日(日) -
昭和44年(1969)に廃線になった江若鉄道は、2019年で廃線から50年の節目を迎えます。博物館にご寄贈・ご寄託いただいた、当時の写真や関係資料を中心に、営業当時の鉄道の一端を紹介します。
「江若鉄道」の詳細情報 - 第156回ミニ企画展
大津祭 −近年の修理事業から−
2019年 12月3日(火)〜2020年 1月19日(日) -
大津祭の曳山を彩る染織品は、いずれも近世の大津町人が力を入れて調えた作品ばかりです。ただ、経年による劣化から近年、復元新調事業が進められてきました。この展示では新旧作品を比較展示し、保存と継承の現状を紹介します。
- 第157回ミニ企画展
古墳づくりの終焉 −大津の終末期古墳−
2020年 1月21日(火)〜3月1日(日) -
古墳時代後期、6世紀になると、古墳は小規模になりながらも、その数は一気に増えていきますが、その後7〜8世紀初めには古墳づくりが終焉を迎えます。大津市域内の後期古墳と数少ない終末期古墳から、古墳時代の終わりを見ていきます。