展示・イベント
令和2年度
- 特集展示
明智光秀と戦国時代の大津
令和2年1月7日(火曜)から1年間の予定 -
明智光秀や坂本城など、戦国時代に登場する大津ゆかりの人物や場所、出来事を紹介する「明智光秀と戦国の大津」展を常設展示室の一部を使って開催します。
※本展覧会は、常設展示室内の一部を使用して開催する展覧会です。
「明智光秀と戦国時代の大津」詳細情報 - 重要文化財指定記念特別展示
金台院蔵「天台三祖師像」と天台の祖師
令和2年7月14日(火曜)〜8月10日(月曜・祝日) -
今年、当館に寄託されている「絹本著色天台三祖師像」(金台院蔵)が、新たに国の重要文化財に指定されました。それを記念して、重要文化財指定記念特別展示【金台院蔵「天台三祖師像」と天台の祖師】を開催します。伝教大師最澄によって開かれた比叡山延暦寺は、日本仏教の母山とも称され、数多くの祖師を輩出しました。新たに重要文化財に指定された金台院蔵「天台三祖師像」とあわせて、当館で収蔵する天台宗の各祖師の肖像を展示します。
※本展覧会は、観覧無料です。
金台院蔵天台三祖師像と天台の祖師 詳細情報 - 開館30周年記念企画展(第82回企画展)
聖衆来迎寺と盛安寺 -明智光秀ゆかりの下阪本の社寺-
令和2年10月10日(土曜)〜11月23日(月曜・祝日) -
明智光秀が築いた坂本城周辺は、延暦寺の山麓でもあったことから、天台宗の古刹が点在しています。なかでも聖衆来迎寺(しょうじゅらいこうじ)は、国宝「六道絵」をはじめ、数々の寺宝を伝える寺として著名です。また、坂本の盛安寺(せいあんじ)も十一面観音立像が有名です。いずれも光秀とゆかりがあり、聖衆来迎寺には坂本城の城門が移築され、盛安寺も「明智寺」とも呼ばれていました。本展では、これらの寺々や坂本城周辺の社寺に伝わる宝物を紹介します。
「聖衆来迎寺と盛安寺」の詳細情報 - 開館30周年記念企画展記念企画展(第83回企画展)
芭蕉翁絵詞伝と義仲寺
令和3年2月27日(土曜)〜4月11日(日曜) -
松尾芭蕉の研究・顕彰に生涯をかけた五升庵蝶夢(ちょうむ・1732〜96)が、芭蕉の百回忌に向け、11年の歳月をかけて制作したのが、「芭蕉翁絵詞伝(ばしょうおうえことばでん)」です。初の本格的な松尾芭蕉伝である芭蕉翁絵詞伝は、義仲寺(ぎちゅうじ)の寺宝として長く門外不出の扱いを受けており、前回の公開は芭蕉没後300周年の1994年が最後です。本展は、本館の開館30周年を記念し、芭蕉翁絵詞伝をすべて公開するものです。
「芭蕉翁絵詞伝と義仲寺」詳細情報 - 第158回ミニ企画展
江戸時代 石山寺の即位開帳
令和2年3月10日(火曜)〜4月19日(日曜) ※臨時休館のため4月17日(金曜)で終了しました。 -
大本山石山寺では、本尊で秘仏の如意輪観世音菩薩が、33年に一度、勅許により御開扉(開帳)されてきましたが、天皇ご即位を祈念しその翌年にも行われてきました。本展では、江戸時代の即位開帳について、石山寺に伝わる古文書・古記録を中心に、開帳の手続きや参詣人の賑わいなど、その歴史を紹介します。
- 第159回ミニ企画展
令和元年度新収蔵品展
令和2年4月21日(火曜)〜6月7日(日曜) ※中止いたしました -
博物館では、購入・受贈・受託などによって、収蔵品の充実につとめています。今回は渡辺公観の襖絵や江若鉄道・京阪電車関係資料など、令和元年度に新たに収集した資料の数々をお披露目します。
- 第160回ミニ企画展
歌川広重 近江の浮世絵風景版画
令和2年6月12日(金曜)〜7月5日(日曜) -
名所風景画の名手、歌川広重(1797〜1858)は、その才能を開花させ始めた頃から最晩年にいたるまで近江の名所を描きつづけています。本展では、近代を先取りした感覚による明快な風景表現や、バーズアイの視点によるパノラマ風景画など、広重による多彩な近江の浮世絵風景版画の世界を紹介します。
- 第161回ミニ企画展
明智光秀と在地土豪
令和2年7月7日(火曜)〜10月11日(日曜) -
元亀2年(1531)9月、山門(比叡山延暦寺)焼打ちの直前、明智光秀は在地土豪の和田氏らを味方に囲い込む調略を進めていたことが判明しています。在地勢力と対峙しながら滋賀郡支配を進めた明智光秀の11年間の足跡を、在地土豪との関係に焦点をあてながら紹介します。
- 第162回ミニ企画展
明智光秀と坂本城
令和2年10月13日(火曜)〜令和3年1月11日(月曜・祝日) -
坂本城の姿は、当時の文献記録に一部描写がありますが、絵図などはなく、全体の構造など詳細は不明です。昭和54年から、坂本城跡(大津市下阪本三丁目一帯)の本丸推定地で発掘調査がおこなわれ、光秀の頃の遺構も確認されました。出土した遺物や遺構の写真パネルから、坂本城の姿を紹介します。
- 第163回ミニ企画展
降魔大師縁起絵巻
令和3年1月13日(水曜)〜2月21日(日曜) -
比叡山延暦寺の東塔北谷竹林院にあった良源(慈恵大師)の画像は「降魔大師(ごうまだいし)」と呼ばれ、眉毛が生えたという不思議な霊験があります。観明院に伝わる「降魔大師縁起絵巻』は、その霊験譚について住吉具慶の弟子、長谷川常貞が描いたとてもきれいな絵巻物です。今回はこれを全紙紹介します。
ミニ企画展「降魔大師縁起絵巻」詳細情報